知財・調査部門向けソリューション

 弊社のソリューションは、単にアウトプットを出すだけでなく、その実践プロセスをとおして生み出す気づきが、スタッフ、技術者、研究者の「考え方」「能力」「意欲」を高めることで、価値創造力の向上へ向けたものづくり企業の継続的な進化を促進する2軸型のプログラムです。様々な現場におけるコンサルティングの中で培った知恵と経験をもとに開発した独自手法をベースに、貴社の思い、課題、特性を踏まえた最適な活動プランを立案し、貴社メンバーと協働して推進します。

知財・調査部門の役割

現在、知財・調査部門に対して、R&Dへの「課題解決支援」に加えて「課題発見支援」への期待が高まっています。そして、「調査分析力」に加えて「課題発見力」を高めることが現場の課題となっています。

提供価値拡大の着眼

 下記の3つの着眼を基軸に、知財・調査スタッフの「調査分析力」「課題発見力」を高め、R&Dへの提供価値拡大を図ります。
(1)構造化思考
(2)ビジネスマインドとスキル
(3)特許情報リテラシー

独自の実践メソッド

 弊社の独自メソッドを組み込んだ3つのトレーニング・メソッドによって、知財・調査部門のスタッフのスキル水準と組織ビジョンにあわせた段階的な取り組みを支援します。

[知識・情報の構造化]  ~ 新たな知識を創造する思考スキル ~

 将来の新商品・新技術の創造を推進するために、網羅的に収集された大量の情報をもとにした対象領域の俯瞰・動向分析などが行われています。しかし、多くの場合、マクロ分析にとどまり、新たな着眼点を生み出すことは容易ではありません。[知識・情報の構造化]は、知識・情報を構造的に考え、見える化することで、新たな知識を創造するための思考スキルです。構造化プロセスの中で、スタッフはR&Dと効果的なコミュニケーションを促進し、新たな知識の創造を支援する活動を推進します。

[顧客価値の構造化] ~ 顧客価値の進化を構想する実践スキル ~

「顧客価値の構造化」は、特許情報の3つの切り口「問題」「課題」「解決手段」と事業戦略を時系列で俯瞰的・構造的に見える化しながら、顧客を起点とした自社技術の捉えなおしと顧客価値の進化を考察を実践することで、新価値創造に必要なスタッフの思考能力を高めます。

[新用途創出プロセス] ~ 強み技術を核にした用途創出支援 ~

自社の強み技術を核にした新用途創出は、新たな事業創造のための重要なアプローチの1つです。しかし、多くの企業では実践方法が体系化されておらず、技術者・研究者個人の能力に依存しています。弊社では、新用途を創出するための体系的プロセスとして「特許情報を活用した新規用途探索手法(テクノロジーアウト・マーケテイング:TOM)」を開発しています。本プロセスとファシリテーションスキルを習得することで、スタッフがR&Dと共創して新用途を創出するための実践力を高めます。

※ChemistryCube ケミストリーキューブは、弊社の独自手法として商標登録されています。

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